サステナビリティの推進に向けて
当社は、事業活動を通じて創出する経済価値と、地域社会が享受する社会価値の双方を両立させるサステナビリティ経営を推進します。
このたび、サステナビリティ経営を実現していくため、当社が取り組むべき2022年度重点テーマおよび取り組み事項を設定しました。
社内体制を整備し、計画の進捗管理を行いながら、サステナビリティの実現に向けて取り組んでまいります。
1. 2022年度重点テーマと取り組み事項
当社は、以下の重点テーマに沿って、サステナビリティの実現に向けて取り組んでまいります。
なお、2022年度とは、当社決算期に沿って2022年3月から23年度2月となります。
(1) お客さま本位の安全・安心で利便性の高い金融サービスの追求
① 安全・安心な決済サービスの提供
- ・不正検知の常時モニタリング・高度化するサイバー犯罪に対する防御体制の整備
- ・高齢者サポートやユニバーサルデザインを考慮したサービス提供

② お客さまの生活の基盤となるための利便性向上
- ・WAON POINT/AEON Payの加盟店舗数の拡大
- ・AEON Payの機能強化

(2) 地域社会への貢献
① ボランティア活動メニューの充実と社内発信強化による参画者拡大
- ・全国の事業所による社会福祉施設との交流を継続
- ・「イオン ハートフル・ボランティア」への参加(9支社)
- ・オンラインを活用した復興支援ワークショップ、ツアー
(従業員が参画しやすい企画の実施)

(メッセージカード)
② 金融教育による金融リテラシーの向上
- ・成年年齢引き下げに対応した学生への金融教育の実施
(対象範囲の拡大)


③ 寄付・募金活動
- ・クレジットカード決済・ポイントによる寄付継続・拡大
- ・イオンワンパーセントクラブ及び新たな寄付先の立案
- ・Web明細の推進
- ・デジタル化によるペーパーレス推進
- ・事務所照明のLED化、社有車のEV化
- ・間伐材を活用したキャッシュトレイ作成(新店対象)
- ・本社におけるクリーンエネルギー化のトライアル開始
- ・「イオンの森」づくり(君津市)での植樹、育樹活動
- ・「イオンの森」づくり(亘理町)のほか、森づくりの参画地域拡大と継続した育樹
- ・特定保健指導、二次健康診断受診率100%の達成、卒煙プログラムの実施と推進
- ・フレックスタイム制、地方居住者による本社業務従事等、柔軟な働き方のサポートを実施
- ・サテライトオフィス、オフィスレイアウトの刷新等、働く場所の充実
- ・定年年齢延長やセクシャルマイノリティに対応した福利厚生制度導入等、ダイバーシティ推進
- ・公的資格追加、飛び級制度導入等、自律的なキャリア形成支援
- ・広報機能を強化し、各種施策やESGレポートの対外発信
- ・社長メッセージ、社内報を通じた社内広報の充実
- ・サステナブルアイデアソンの開催による価値観の共有
(3) 環境に配慮した取り組み
① 事業活動を通じた環境保全

② 育樹・植樹活動


(4) 多様な人財の成長・活躍および健康経営の推進
① 健康経営の推進
② 働きがいのある職場環境に向けて
③ ステークホルダーに対する積極的な情報発信・従業員参加機会の拡大
(5) ガバナンスの強化
① サステナビリティ・SDGsに対する従業員理解の促進
- ・従業員合同教育カリキュラムに「サステナビリティ・SDGs研修」を追加

② 社会インフラとしての事業継続責任を果たすためのリスク管理・BCP構築
- ・リスクアセスメント実施によるリスク管理の強化
- ・コンダクトリスク管理手法の整備
- ・システム冗長化等のBCP継続対応
2. 推進体制
代表取締役社長をサステナ ビリティ推進責任者とし、サステナビリティ推進事務局にて四半期に一度経営会議における進捗管理を実施してまいります。

